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旧芝離宮恩賜庭園

公園自然季節の花

浜松町駅近くにある旧芝離宮恩賜庭園

江戸初期の大名庭園の1つである「旧芝離宮恩賜庭園」のご紹介です。

都立九庭園のひとつに数えられる大名庭園で、国の名勝に指定。
1678年に4代将軍徳川家綱からこの土地を拝領した江戸幕府老中・大久保忠朝(おおくぼただとも)の屋敷内に小田原から庭師を呼び、庭園を造ったとされています。
大正時代に東京都(東京市)の所有になり一般公開が開始されました。

この旧芝離宮恩賜庭園の造りは、庭園内を歩きながら季節の風景を見て楽しむ「回遊式庭園」と呼ばれる日本庭園です。
庭園内に大きく広がる池を中心に石組が多く配されているのが特徴です。

見どころは小田原市根布川で産出される「根布川石(ねぶかわいし=溶岩でできた石)」が多く運ばれ、組石や、石柱、飛び石などに用いられた石造物。
また、海岸が近いことから以前は海水を引き入れた「潮入(しおいり)の池」や四季折々の花が美しく咲き、訪れる方を魅了します。
浜松町駅北口から徒歩1分のロケーションにある都会のオアシスに癒されてみませんか。

 

名勝旧芝離宮恩賜庭園

アクセス:東京都港区海岸1丁目
電話番号:03-3434-4029
開館時間:9:00~17:00(入園は16:30まで)
入場料:一般150円、65歳以上70円、(小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料)、年間パスポートあり
休館日:年末年始(12月29日~翌年1月1日まで)
最寄り駅:JR山手線/京浜東北線「浜松町」駅北口から徒歩1分、都営浅草線/大江戸線「大門」駅から徒歩3分
公式サイト:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index029.html

アクセスはこちら

浜松町駅北口から竹芝方面に進みます。

線路高架下を歩いてすぐ右に旧芝離宮恩賜庭園があります。

 

旧芝離宮恩賜庭園の歴史


江戸時代に老中大久保忠朝の邸地となり約8年の歳月をかけ作庭し、「楽寿園(らくじゅえん)」と名付けられました。
明治時代になると迎賓館として木造2階建ての洋館が建設され、外国貴賓の饗宴や接待の場として国際的に重要な役割を担いました。
大正12年の関東大震災の被害により建物と樹木のほとんどが跡形もなく焼け落ちてしまいましたが、翌13年1月に昭和天皇のご成婚記念として東京市(東京都)に下賜されました。
復旧計画が立てられ焼失地の一部に芝生広場・細砂広場・休憩所を設け、藤棚・池縁・橋・水門等をすべて修築し、同年4月に「旧芝離宮庭園」として無料で一般公開が始まりました。
現在では竹垣に残るレンガ基礎と、植物模様の彫刻が施された大理石の一部が当時を偲ばせます。

大理石の一部が展示されています。

この藤棚のあたりに上屋敷が作られていたそうです。

 

庭園内に咲く季節の花

藤棚の前に桔梗が咲いていました。

春にはフジ、サツキ、ユキヤナギ、サクラ(ソメイヨシノ、オオシマザクラ、サトザクラ、ヤマザクラ)
夏にはハナショウブ、キキョウ、ハマユウ
秋には紅葉したハナミズキ、ニシキギ、ハゼ、モミジ、ケヤキ、サクラ
冬にはウメの花が見られます。ほかにも松の幹に巻かれた「こも巻き」、雪から枝を守る「雪つり」も施されます。

移ろいゆく季節の美しさをいつでも感じることが出来ます。
花には人々の気分を明るくし、ストレスを解消する力があります。
医学的にリラックス効果があると証明されているので、気分転換にもおすすめです。
 

旧芝離宮恩賜庭園の見どころ

①雪見灯篭

池のほとりにある大きな灯篭です。
この灯篭越しに眺める池とビルのコントラストは素晴らしく、一番の景勝スポットになっています。
入場券や記念スタンプにも使用されています。

②西湖の堤

中国の杭州市にある、ユネスコ世界遺産に認定される西湖。
その西湖の堤をイメージして造られた石堤。

③石柱

小田原北条家に仕えた戦国武将の旧邸から運ばれた門柱。
茶室に使われていたと推定されています。

④中島にある蓬莱山

中国で不老不死の仙人が住むと言われている「蓬莱山」を石組で表しています。

⑤海水取入口跡

「潮入(しおいり)の池」に海水を取り入れるために設けられた水路です。
潮入とは、潮の満ち引きによる景観の変化を楽しんでいたもの。
作庭当時は北東側が海岸に面していましたが、埋め立てられ、現在では淡水の池になっています。

⑥九尺台

作庭当時、海の波打ち際に作られた高台です。
この高台から明治天皇も漁民が漁をする様子や海を眺めていたそうです。
現在の眺めはこちらです。


庭園内で最も高い築山の大山からの眺め。
庭園全体を見渡すなら大山の頂上がいいと思います。

園内マップ。旧芝離宮恩賜庭園(より引用)


 

 

庭園のライトアップ

2018年の秋にライトアップされた庭園を夜間公開した「芝離宮夜会」、2019年夏にも「江戸夏夜会~旧芝離宮恩賜庭園~」が開催されました。
ライトアップのほかにもフードの出店や全国の日本酒の試飲などがあり、たくさんの来場者で大盛況だったそうです。
新型コロナウイルスの影響で2019年以降の開催はありませんが、終息後にライトアップが再開されることを祈ります。

 

浜松町駅橋上改札南口からも庭園を一望

浜松町駅南口から少し歩いたコンコースからも庭園を見下ろせます。


浜松町駅南口を背にして出発します。


日の出桟橋、東京ガス方面に進みます。


突き当り左のコンコース、大きな窓からも庭園を楽しむことが出来ます。

 

最後に

近くのオフィス街で働く方にも利用されています。
高層ビルと、日本庭園のコントラストは非日常を感じさせてくれます。
春には満開の桜、夏には新緑、秋には美しい紅葉、冬には白銀の世界が広がる日本の四季を楽しむことが出来る旧芝離宮恩賜庭園です。
日本情緒が味わえ、海外からのゲストを案内したら喜ばれる事間違いなしです。
小さな大名庭園を散策して、藤棚やあずまやで憩いのひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

現在、新型コロナウイルスが流行しているため事前に整理券が必要となります。
整理券はインターネットからお申し込みできます。

港区で事務所・店舗をお探しの方はプレニーズ浜松町店にお任せください。

(2021年7月7日時点の情報です。営業時間・開館時間や内容は変わることがありますので予めご了承ください。)